ミニマリストらくだ

ミニマリストになるぞ。

Google ColabとStable Diffusionでクリエイティブな絵画を描こう!

こんにちわ、ミニマリストらくだです。

今回は前回の続きでAI関連となります。

ボクが最近ハマっているstable diffusionの使い方をわかりやすく解説していきます。

 

前回の記事も合わせてどうぞ。

rakuda0913.hatenablog.com

 

 

Stable Diffusionとは?その魅力を解説

画像生成AIは、テキストを入力すると、AIがすぐにオリジナルの画像を作ってくれるシステムです。

日本では、「Stable Diffusion(ステーブルディフュージョン)」や「Midjourney(ミッドジャーニー)」というものが有名で、デザインの世界ではとても注目されています。

 

画像生成AIは、自分で画像を作るのが難しい人や、高いお金を払っていい画像をダウンロードしていた人には、とても便利なものです。しかし、画像や絵を作っていた人たちや、写真を撮っていたカメラマンたちにとっては、仕事が減ることが心配されています。

つまりStable Diffusionは、AI技術を利用して美しい絵画や抽象的なアート作品を生成するツールです。

Stable Diffusionの魅力は、独自の画像を簡単に生成できる点にあります。

これによって、個性的なアート作品が手軽に生み出されます。

 

Google Colabの利点: なぜColabを使うのか

 

Google Colabは、Googleが提供する無料のクラウドベースのJupyterノートブック環境です。

これを使うことで、Pythonプログラムをブラウザ上で実行し、実験や開発を行うことができます。

Google Colabの主な利点は以下の通りです。

  • 無料で利用可能
  • クラウド上で動作するため、インストール不要
  • GPUリソースを無料で利用できる
  • コードとドキュメントが一緒に保存されるため、再現性が高い

これらの利点から、Stable DiffusionをGoogle Colab上で実行することで、手軽にAIアートを楽しむことができます。

 

Google Colab上でStable Diffusion web UIを使い始める方法

 

それでは、Google Colab上でStable Diffusionを使い始める方法を説明します。

まず、以下のリンクからGoogle Colabのノートブックを開いてください。

まず、Googleアカウントにログインして、Google Colabのウェブサイトにアクセスします。

colab.research.google.com

画面上部の「ファイル」をクリックし、「新しいノートブック」を選択して新しいノートブックを作成します。

これで、自動的にGoogle ColabでStable Diffusionのノートブックが開かれます。

ノートブックを開いたら、画面上部の「ランタイム」メニューをクリックし、「ランタイムのタイプを変更」を選択します。出てきたウィンドウで、ハードウェアアクセラレーターを「GPU」に設定し、「保存」ボタンをクリックします。

 

コードを入力すると簡単にできます、以下にボクの使用しているモデルやVAEを入れたコードを書いときます。
ご参考にどうぞ。

#2023年4月6日Ver違いによるエラー回避用
%pip install torch==1.13.1+cu117 torchvision==0.14.1+cu117 torchtext==0.14.1 torchaudio==0.13.1 torchdata==0.5.1 --extra-index-url https://download.pytorch.org/whl/cu117

#stable diffusion
!git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui
%cd /content/stable-diffusion-webui

#models
!wget https://huggingface.co/andite/pastel-mix/resolve/main/pastelmix.safetensors -O /content/stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/pastelmix.safetensors
!wget https://huggingface.co/nuigurumi/basil_mix/resolve/main/Basil_mix_fixed.safetensors -O /content/stable-diffusion-webui/models/Stable-diffusion/Basil_mix_fixed.safetensors

#VAE
!wget https://huggingface.co/stabilityai/sd-vae-ft-mse-original/resolve/main/vae-ft-mse-840000-ema-pruned.safetensors -O /content/stable-diffusion-webui/models/VAE/vae-ft-mse-840000-ema-pruned.safetensors
!wget https://huggingface.co/andite/pastel-mix/resolve/main/pastel-waifu-diffusion.vae.pt -O /content/stable-diffusion-webui/models/VAE/pastel-waifu-diffusion.vae.pt

#web UIの起動
!python launch.py --share --xformers --enable-insecure-extension-access

これで準備が整いました。ノートブックのセルを上から順番に実行していきます。

最初のセルは、Stable Diffusionのコードと必要なライブラリをダウンロードします。

セルをクリックして選択し、画面上部の再生ボタンをクリックするか、Shift + Enterキーを押して実行します。

必要なライブラリがインストールされたら、Running on public URLにでてきたURLをクリックすればstable diffusion web UIが起動します。

これで、画面にUIが表示されます。

UI上で、画像を生成したいテキストを入力し、「Generate」ボタンをクリックします。すると、AIが画像を生成し、画面上に表示されます。

以上で、Google Colab上でStable Diffusion Web UIを使い始める方法が完了しました。これからは、自由に画像を生成して楽しんでください!

 

注意点

Google Colabは無料版ではランタイムが最大12時間でリセットされます。

長時間の作業を途中で中断されたくない場合は、定期的に進捗を保存しましょう。
Google ColabのGPUリソースは共有されているため、使用率が高い場合は、GPUが利用できないことがあります。

その場合は、時間をおいて再度試すか、Google Colab Proを検討してください。


作品の保存と共有: 絵画を楽しむ

 

生成された画像は、Googleドライブに保存することができます。

保存するには、ノートブック内の画像を右クリックし、「画像を保存」を選択してください。

Googleドライブ以外にも、SNSやブログなどで自分の作品を共有し、他の人と楽しむことができます。

 

まとめ

この記事では、Google ColabとStable Diffusionを活用して、クリエイティブな絵画を描く方法を紹介しました。Google Colabを使うことで、手軽にAIアートを楽しむことができます。ぜひ、自分だけの美しい絵画や抽象的なアート作品を作成し、楽しみましょう!